糟谷明範/境界線を曖昧にする 「弱いつながり」が育む、暮らしと医療・福祉のいい感じな関係
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2025年05月07日
#18(最終話) 「たゆたう」つながり :ただ、共にある関係
僕にとって、「つながり」は安心でもあり不安でもある。誰かとつながっている、それだけでほっとするけど、同時に見えない怖さもそっとついてく...
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2025年03月24日
#17 同じ空気の中で暮らすということ:医療とまちの関わり方
「今社会に何が必要で何を立て直さないといけないのか、正解はなく、さまざまな見え方や感じ方をすり合わせていくしかない」 2016年1...
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2025年01月28日
#16 「弱いつながり」の本質:ゆるやかな関係から得られるもの、得られないもの
2024年の年の瀬。Xを見ていると人類学者の磯野真穂さんのポストが目に留まった。そのポストは僕の「つながり」への違和感に対して、やわら...
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2024年12月25日
#15 「つながり」を時間軸で考える
「私は、人間というものが、わからない」 太宰治の『人間失格』に登場する葉蔵の言葉だ。彼が幼い頃から抱えていた人間関係への違和感を表...
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2024年11月22日
#14 「つながり」への違和感:「たまれ」の活動に意味づけをする
「FLAT STAND(以下、フラスタ)がオープンした時は、若いにーちゃん達がなんだかよく分からないことやっているなって遠くから見てい...
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2024年10月18日
#13 自走しはじめたコミュニティカフェthe town stand FLAT
「このまま価値が出せないなら辞める。俺が価値を出せなかったってことだから」 2016年にFLAT STAND(以下、フラスタ)がオ...
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2024年09月12日
#12 「わかりあえない」からはじまるコミュニケーション
庵野秀明が監督を務める『新世紀エヴァンゲリオン』というアニメの中に加持リョウジという登場人物がいる。表層的には多面的な交友関係を持ちな...
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2024年08月07日
#11 「医療」と「暮らし」の境界線をめぐって:コロナ禍と地域
コロナとはいったい何だったんだろう。 駅ナカスペース「武蔵野台商店」(#10参照)が1年3カ月という短命に終わったことをコロナのせ...
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2024年07月08日
#10 10分のスピーチが開いた扉:駅ナカスペース「武蔵野台商店」の物語
「社会は変えられないかもしれないけど、地域の空気なら変えられる」 200人の聴衆の前でこう言い放った僕は、その日、起業して初めて賞を...
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2024年06月10日
#9 夢見る力:ウォルトの言葉が導いた人財と命の選択
年に8回くらい夢の国に通っていた時期がある。当時お付き合いしていた方が年間パスを持つくらいディズニーが好きだったということもあるが、定...
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2024年05月08日
#8 おだやかならざる日々:マネジメント迷走録
「おだやかな人生なんて、あるわけがないですよ」 古ぼけた緑の羽根帽子をかぶったムーミン谷の人はワクワクした様子でこんなことを言ってい...
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2024年04月08日
#7 ワクワクとザワザワ:FLAT STANDオープン前夜
人に恵まれるとはまさにこういうことをいうのだろう。コミュニティ事業としてのカフェを開くのは数年後と考えていたが、気づいたらコンセプトに...